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コラム

大切な方への贈り物としての自費出版

2026.08.25

還暦や米寿などの節目に、親御様の人生や思い出を一冊の本にして贈る。そんな特別な贈り物があります。
ご本人が書く場合だけでなく、ご家族が聞き取りや写真・資料集めを担って作ることもできます。
この記事では、費用や部数、制作期間、サプライズで贈るか一緒に作るかといった、ご家族で本づくりを始めるためのポイントをご紹介します。

    大切な人への贈り物としての本

    大切な人への贈り物というと、花やお菓子、記念品などを思い浮かべる方が多いかもしれません。でも、「本を贈る」という選択肢もあります。

    家族との思い出や、これまで歩んできた人生、伝えたい言葉などを一冊にまとめれば、世界に一つだけの贈り物になります。

    本は、受け取ったその瞬間だけでなく、何度でも読み返すことができ、年月が経っても手元に残ります。贈った側にとっても、贈られた側にとっても、時間が経つほど価値が増していく贈り物です。

    「ありがとう」「これからも元気でいてね」。そんな普段はなかなか伝えられない気持ちを、一冊の本に託してみませんか。

    親御様の節目に贈る、一冊の本

    長寿のお祝いには、それぞれに名前があります。

    • 還暦(60歳)
    • 古希(70歳)
    • 喜寿(77歳)
    • 傘寿(80歳)
    • 米寿(88歳)
    • 卒寿(90歳)
    • 白寿(99歳)

    こうした節目のお祝いに、親御様の人生をまとめた一冊を贈る方が増えています。

    幼い頃の思い出、仕事や趣味のこと、家族との思い出。ご本人の歩みを振り返りながら一冊にまとめれば、世界に一つだけの記念品になります。家族からの感謝や「これからも元気でいてほしい」という願いも、本という形に残すことができます。

    節目の年だからこそ贈れる、これまでの人生への「ありがとう」を、一冊の本にしてみませんか。

    ご家族が主導する自費出版の進め方

    本づくりの進め方は、大きく分けて2つあります。

    ご本人が作業できる場合は、ご自身で原稿を書き、写真や資料を選びながら、思いをそのまま形にしていけます。

    それが難しい場合は、ご家族が主体となって進める方法があります。ご本人から思い出やエピソードを聞き取り、原稿や写真をまとめながら進めていただきます。

    どちらの進め方でも、原稿整理や編集、製本の工程は私たちがサポートしますので、ご家族だけですべてを抱え込む必要はありません。

    「本人にはまだ書けない」ときの3つの選択肢

    「本を作りたいけれど、本人が文章を書くのは難しい」という場合も、方法はいくつかあります。

    聞き書き

    ご家族が聞き手となり、昔の思い出や仕事、家族との出来事を会話形式で聞き取り、それを文章にまとめる方法です。テープレコーダーやスマートフォンで録音しながら話してもらえば、あとから文章に起こせます。

    代筆

    ご本人の話をもとに、ご家族や私たちが文章として形にする方法です。話し言葉の温かさを残しながら、読み物として整えていきます。

    写真集

    文章にこだわらず、思い出の写真や作品、資料などを中心にまとめる方法です。写真に一言ずつコメントを添えるだけでも、十分に「その人の本」になります。

    大切なのは、きれいな文章を書くことではなく、ご本人の人生や思いを残すことです。今できる方法から、一冊の本にしていきましょう。

    親御様に負担をかけない進め方

    本づくりだからといって、親御様にたくさんの文章を書いていただく必要はありません。

    ご家族が聞き手となり、昔の思い出や仕事、家族との出来事などを会話形式で聞き取り、それを文章にまとめる方法もあります。

    また、まずはアルバムの写真を整理するところから始めるのもおすすめです。写真を見ながら思い出を語っていただけば、自然とエピソードが広がっていきます。

    親御様の負担をできるだけ減らしながら、ご家族との会話を楽しむことも、本づくりの大切な時間になります。「本を作る」という名目が、普段は聞けない話を聞くきっかけになることも少なくありません。

    家族で写真や資料を集めるヒント

    身の周りには、本づくりの材料になるものがたくさんあります。

    アルバム、手紙、日記、古い書類、記念写真、表彰状、資格証明書、給与明細、パンフレット、家計簿、母子手帳などです。まずは、集めるだけ集めてみてください。

    集まったら、おおまかな年表を作って情報を整理し、表紙や本文中に使用するものを決めていきます。

    「こんなものが残っていた」という発見が、ご家族の新しい会話を生むこともあります。紙焼きの写真や手書きの資料しかなくても、スキャンや文字起こしに対応していますので、そのままお預けいただけます。

    費用の目安と部数の考え方

    挿入する写真の枚数、写真がカラーかモノクロか、図表作成の有無などによっても金額は変わりますが、文章のみの場合は、100ページ・20部で30万円ほどが目安です。

    少部数での制作の場合、1部でも20部でも総額はあまり変わりません。そのため、ご家族の人数分に、保存用や予備を数冊加えた部数で検討される方が多くいらっしゃいます。

    また、みんなの自費出版では「お手軽パック」もご用意しています。基本仕様は、四六判、本文80ページまで、30部、無線とじ製本(見返し・カバーなし)、文字はテキストデータでのご入稿です。この場合、148,000円(税抜)で本ができます。

    「贈り物として仕立てたいので、上製本やカバー付きにしたい」というご希望にも対応できます。ご予算と仕上がりのイメージをお聞かせいただければ、最適な仕様をご提案します。

    制作期間の考え方(お誕生日や祝賀会に間に合わせるには)

    入稿から完成まで、おおむね4か月程度が標準です。

    ただし、入稿形態によって大きく変わります。手書き原稿で整理や校正に時間がかかる場合は、4か月以上いただくこともあります。また、図版や写真の点数によっても変わります。

    節目のお祝いに間に合わせたい場合は、その日から逆算してスケジュールを組みます。たとえば、11月の米寿のお祝い会に間に合わせたい場合は、7月中のご相談開始がひとつの目安になります。

    「この日までに間に合うか」を早めにお知らせいただければ、可能な範囲でスケジュールをご案内します。まずはお祝いの予定日をお聞かせください。

    サプライズで贈るか、一緒に作るか

    サプライズで贈る場合

    歌集、句集、画集などの場合、作品の写真やデータをいただければ、ご本人に知られることなく本を作り、サプライズで贈ることができます。ご本人が過去に執筆した文章などをまとめた本を作る場合も同様です。印刷物しか残っていない場合でも、テキスト化に対応できます。

    離れて暮らすご家族やご友人のために本を作り、サプライズでお贈りすることも可能です。

    一緒に作る場合

    ご本人とご一緒に作る場合は、表紙のデザイン、文字の大きさ、全体のレイアウトなど、ご本人の意向を細やかに反映できます。「自分の本を作っている」という過程そのものが、親御様にとっての楽しみや生きがいになることもあります。

    どちらが合っているかは、ご本人の性格や、お祝いの演出の仕方によって変わります。迷われた場合は、ご相談の際にご家庭の状況をお聞かせください。どちらの進め方でも対応できます。

    まずはご家族でのご相談から

    「親のために何か記念になるものを贈りたい」
    「実家の写真や原稿を、散らからないうちに形にしたい」
    「節目のお祝いまでに間に合うか知りたい」

    そんな段階から、お気軽にご相談ください。

    データのやり取りの方法、表紙のデザイン、サプライズ制作の進め方など、どんな小さなことでも結構です。資料がまだ集まっていなくても、ご相談いただけます。

    大切な方の人生を、一冊の本に。
    みんなの自費出版が、ご家族の本づくりを最初の一歩から丁寧にお手伝いします